ChatGPTに学習させない設定|履歴を残す手順と一時チャットの違い

プロフィールからSettings→Data Controls→Improve the model for everyoneをオフ。履歴は残せますが、機密情報を自由に入力できる設定ではありません。

この記事の目次

学習への利用をオフにする手順

使っているアカウントを確かめてから設定を変更します。複数のアカウントがある場合は、それぞれ確認してください。

  1. アカウントを確認する

    仕事用と個人用を使い分けている場合は、プロフィール名とメールアドレスを確認します。別アカウントの設定を変えても目的の会話には適用されません。

  2. Data Controlsを開く

    プロフィールからSettings、Data Controlsへ進み、Improve the model for everyoneをオフにします。画面名称は更新される場合があります。

  3. 別端末で同期を確認する

    同じアカウントのモバイルまたはWebを開き、設定状態を確認します。複数アカウントは一つずつ確認します。

  4. 会話の種類を決める

    履歴が必要な通常作業と、履歴・記憶を残したくない一時的な相談を分けます。どちらにも機密情報をそのまま入れないルールは共通です。

Webで学習利用をオフにする

ChatGPTへサインインし、プロフィールアイコンからSettingsを開きます。Data Controlsへ進み、Improve the model for everyoneをオフにします。サインアウト状態では右下の?アイコンからSettingsを開く手順が案内されています。

OpenAIは、オフにした後の新しい会話はモデル改善へ使われず、通常チャットの会話履歴は引き続き表示できると説明しています。モバイルではサイドバーメニューからプロフィール、Data Controlsの順に開きます。

端末ごとに設定する必要はない

公式FAQでは、この設定はアカウント全体へ同期すると説明されています。Webで変更すれば、同じアカウントで使うモバイルにも適用されます。

仕事用と個人用で複数アカウントを使う場合は、それぞれ確認します。ブラウザーのプロフィールが違うと、意図しないアカウントへ入力しやすいため注意が必要です。

Temporary Chatとの違い

Temporary Chatは履歴へ保存されず、記憶を作らず、モデル学習にも使われません。2026年8月26日時点のData Controls FAQでは、システムから30日後に削除され、不正利用監視のためにのみ確認される場合があると案内されています。

履歴を残したい日常作業は学習利用をオフにした通常チャット、履歴や記憶を残さない一時的な相談はTemporary Chatという使い分けができます。ただしどちらも機密情報入力の包括的な許可にはなりません。

Business等は既定条件が異なる

OpenAIはChatGPT Business、Enterprise、Edu、Healthcare、Teachers、APIの入力・出力を、既定ではモデルの訓練・改善へ使わないと説明しています。組織向けサービスには契約と管理機能もあるため、個人設定だけを見て比較しません。

個人向けPlusへ課金するだけでは、Businessと同じ契約条件や管理機能にはなりません。業務導入ではサービス名、ワークスペース種別、管理者設定、社内規程、入力する情報区分をセットで記録します。

仕事の資料を入力する場合は、学習設定以外も確認が必要です。 ChatGPTに機密情報を送る前の確認事項 →

使い分け例:通常チャットとTemporary Chat

モデル改善への利用をオフにした後も、会話の目的に応じてモードを分ける例です。

継続中の文章作成
通常チャット。履歴を残し、同じ作業を再開
一度限りの一般相談
Temporary Chatを候補にする
顧客の契約原文
どちらにも入れず、匿名化または承認済み環境へ
設定の再確認
アカウント追加・方針変更時に実施

設定は入力可否の一条件です。会話履歴を残すか、記憶を使うか、業務データを扱える契約かを分けて決めます。

見落としやすい点

違うアカウントの設定を変更する

ブラウザープロフィールやモバイルのサインイン先を確認します。

履歴オフと学習オフを混同する

履歴、記憶、モデル改善、保持条件は別項目として読みます。

PlusならBusinessと同じだと思う

個人向け課金と組織向け契約のデータ条件・管理機能は別です。

変更したアカウントと日付をメモする

設定した日とアカウント、通常チャットとTemporary Chatの使い分けをメモしておきます。入力してはいけない情報も併記すると、仕事で使うときに迷いにくくなります。別のアカウントを追加したり、Businessなどへ契約を変えたりしたときは、あらためて設定と契約条件を確認してください。

よくある質問

学習利用をオフにすると会話履歴も消えますか?

通常チャットでは、モデル改善への利用をオフにしても履歴を残す使い方ができます。履歴を残さないTemporary Chatとは役割が異なるため、目的に応じて選びます。

設定はスマホとPCで別々に必要ですか?

公式FAQでは同じアカウント全体へ同期すると説明されています。ただし仕事用・個人用など複数アカウントがある場合は、それぞれの状態を確認してください。

Temporary Chatなら秘密情報を入力できますか?

無条件には入力できません。履歴やモデル改善への扱いが通常チャットと異なっても、保持、安全性確認、契約、守秘義務などの判断は残ります。原則として匿名化・最小化を優先します。

記事の対象と要点

この記事が役立つ場面

  • ChatGPTの会話履歴を残しながらモデル改善への利用を止めたい
  • 通常チャットとTemporary Chatの違いを整理したい

当てはまらない場合・注意点

  • 機密情報の入力可否は、この設定とは別に確認が必要
  • 会社が管理するアカウントでは、契約や管理者の設定を確認

要点

  • Webではプロフィール→Settings→Data Controlsから変更
  • 設定はWebとモバイルのアカウント全体へ同期
  • Temporary Chatは履歴・記憶・保持条件も異なる

参考資料で確認したこと

  • Data Controlsからモデル改善への利用設定を変更できる

  • 設定は同じアカウントのWebとモバイルに同期すると案内されている

  • 個人向けとBusiness等ではデータ利用の既定条件を分けて確認する

参考資料

  1. 1.
    Data Controls FAQ

    OpenAI · 取得日 2026年8月26日

  2. 2.
  3. 3.
    Business data privacy, security, and compliance

    OpenAI · 取得日 2026年8月26日

調査・執筆について

2026年8月26日にOpenAIのData Controls FAQ、個人向けデータ利用FAQ、Businessデータ方針を再確認し、設定手順、適用範囲、履歴、Temporary Chat、組織向けサービスとの違いを分離しました。

調査・執筆でのAIの使い方 ↗