先に結論

予約件数だけでなく、通知・決済・顧客データ出力が無料範囲に入るか確認します。

BEFORE YOU READ

この記事が役立つ人

今読むと判断が進む

  • 無料予約システムを予約件数以外の条件で比較したい
  • 通知、決済、キャンセル、顧客データの出口まで確認したい

先に別の確認が必要

  • 架空データで試さず、すぐ顧客情報を入れたい
  • 通常月の件数だけで繁忙期も足りると判断している

KEY POINTS

この記事の要点

  1. 01

    通知方法と費用を見る

  2. 02

    キャンセル設定を確認する

  3. 03

    顧客データを出力できるか調べる

DECISION TABLE

無料運用の境界を決める6項目

無料運用の境界を決める6項目
項目無料枠で確認有料化が必要になる状態
予約件数繁忙月の件数超過費用が月額を上回る
予約ページメニュー・担当者数複数ページが必要
通知メール・SMS・LINE有料通知を毎回使う
事前決済料率・固定費・返金売上連動費が大きい
キャンセル期限・自動処理手作業対応が残る
顧客データ閲覧・CSV出力・削除移行・分析が必要

ACTION PLAN

本番前に架空予約で通す6工程

顧客情報を入れる前に、自分とテスト利用者で予約から削除までを一周させます。

  1. 01

    繁忙月の条件を置く

    最大予約件数、メニュー、担当者、公開ページを想定し、上限超過時に停止か追加料金かを確認します。

  2. 02

    通知をすべて発生させる

    予約完了、前日、変更、キャンセルをメール・SMS・LINE等で送り、通数、単価、送信者名、再送を確認します。

  3. 03

    決済と返金を一件試す

    テスト可能な方法で事前決済、キャンセル、返金、入金を通し、料率、固定費、返金手数料、入金日を記録します。

  4. 04

    データを出して消す

    顧客・予約データをCSV等で出力し、必要項目がそろうか、権限・削除・移行方法を確認します。

WORKED EXAMPLE

試算例:繁忙月80件の予約

通常月40件、繁忙月80件、半数が事前決済になる小規模事業の例です。

予約上限
平均40件ではなく最大80件で判定
通知
1予約あたり完了・前日・変更の通数を計算
事前決済
40件 × 予約単価 × 料率+固定費
出口
顧客・予約・キャンセル履歴を出力できるか

この例から分かること無料枠を超えた分だけ電話や手作業へ戻すと、自動化の効果が失われます。繁忙月の超過費用と一つ上のプランを並べて決めます。

01

平均ではなく繁忙月の予約件数で見る

予約上限は、通常月の平均ではなく、キャンペーンや繁忙期を含む最大月で確認します。STORES予約の料金表でも、プランごとに月間予約件数や公開ページ数が示され、超過時の追加費用が案内されています。

上限を超えた予約が停止するのか、追加料金で受け付けられるのかを確認します。無料枠を守るために電話受付へ戻るなら、削減したかった作業が再発します。

02

通知は送信手段と単価を分ける

予約完了、前日リマインド、変更、キャンセルの通知を、メール、SMS、LINEなどの手段別に並べます。プラン内の通数と超過単価、利用に追加契約が必要かを確認します。

通知が届かない場合の再送や問い合わせ対応も運用コストです。自分とテスト利用者で予約から変更までを通し、送信者名や本文を編集できるかも確認します。

03

事前決済は売上別に試算する

事前決済には、月額とは別に決済手数料や一件ごとの固定費がかかる場合があります。想定予約単価と件数を掛け、現地払いのみ、半数が事前決済、全件事前決済の三段階で費用を出します。

キャンセル時の返金方法、手数料の返還、入金サイクルも確認します。決済を自動化しても、返金作業が手動なら繁忙時の負担が残ります。

04

顧客データを預ける前に出口を確認する

予約情報には氏名、連絡先、来店履歴、場合によっては健康や施術に関する情報が含まれます。スタッフ権限、共有範囲、削除、CSV等の出力を確認します。

無料プランを試す段階では本番の顧客情報を入れず、架空データで予約、変更、出力、削除までを試します。乗り換え時に必要な項目が出せない場合は、移行の手作業も費用へ含めます。

COMMON PITFALLS

判断を誤りやすいポイント

01

平均予約件数で選ぶ

キャンペーン・繁忙月の最大件数と超過時の挙動を見ます。

02

通知を無料と思う

手段、通数、超過単価、追加契約を分けて確認します。

03

顧客データの出口を見ない

分析・移行・削除に必要な項目が出せるかを先に試します。

DECISION NOTE

無料運用の境界は繁忙月の手作業で決める

繁忙月の予約件数、通知通数、事前決済件数、キャンセル・返金件数、手動へ戻った作業を記録します。無料枠を守るために電話受付や個別連絡が増えるなら、月額ゼロでも運用費はゼロではありません。架空データで出力・削除まで確認し、本番顧客を入れる前に、スタッフ権限、保存、共有、移行の合格条件を満たしてください。

CLAIM → SOURCE

この記事の主張と根拠

要点ごとに、確認した一次情報・公的資料を対応させています。番号から情報源へ移動できます。

  • 予約件数・ページ数などはプランごとの条件として比較する

  • 予約データに個人情報が含まれる場合の取扱いを確認する

  • 通知・解析等の外部送信に関する表示と送信先を確認する

FAQ

よくある質問

Q1

無料予約システムは予約件数だけ見れば選べますか?

件数のほか、メニュー・担当者・ページ数、通知、事前決済、キャンセル、顧客管理、CSV出力を確認します。平均月ではなく繁忙月の件数を使います。

Q2

事前決済の費用はどう計算しますか?

予約単価×事前決済件数×決済料率に、1件固定費、振込手数料、返金時の扱いを足します。現地払いのみ、半数、全件の3段階で比べると境界が見えます。

Q3

無料版の試用に顧客情報を入れてよいですか?

まず架空データで予約、変更、通知、決済、出力、削除まで試します。本番データを入れる前に契約、権限、保存、共有、削除、組織ルールを確認してください。

METHODOLOGY

この記事の調査方法

公開プラン表とヘルプを、予約、通知、決済、顧客管理、データ出力の5軸で確認します。

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SOURCES

確認した情報源